三軒茶屋星座館 1 冬のオリオンの感想

冬の寒い日に読みたい1冊

「三軒茶屋星座館 1」は、サブタイトルに「冬のオリオン」とありましたので、なんとなく冬になるまで読まずにおいていました。
晴れの日が少ない季節、下り気味な気分を優しくしてくれる本です。

夜に営業しているプラネタリウム(兼バー)のオーナーと、トラブルを抱えた登場人物

主人公は、30代でプラネタリウム(兼バー)のオーナー。
営業時間は夜。あまり繁盛していない彼のお店には、トラブルを抱えた人が集まってきます。
知らず知らずのうちにトラブルに巻き込まれてしまった人や、トラブルを起こそうとしている人など、さまざまな人間模様が描かれています。

少しふざけた口調で語られるギリシャ神話

話の中で、主人公はプラネタリウムに星座を映し出し、ギリシャ神話を語ります。
その口調が、現代的というかふざけているというか、普段話すような口調で書かれていて、不思議と分かり易い!
人間味に溢れた(ちょっと常識を疑うようなw)ギリシャ神話の神々のエピソードが、登場人物と読者の心にスッっと入ってきます。

星座毎に話が別れていて、ゆっくりした内容からポンポの早い内容まであり、読んでいて飽きません。 また、難しい単語も出てこないので、中高生にもオススメの本です。

三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン (講談社文庫)(amazon)

投稿者名 なちこ 投稿日時 2017年11月26日 | Permalink